病みに恋
けどどれだけ待っても
連絡はないし返ってこない
ルイがいなくなって約1ヵ月
さすがに限界だ
ルイ不足
またルイのいない1日が過ぎてゆく
暗い夜は私の心と同じだ
夜も深まった夜中の2時頃
激しいバイクの音で目を覚ました
愛もバイクの音で目を覚ましたようだ
「なんだろ?」
「この家の前に止まってるよね?」
「うん」
って思ってるとドアを叩く音がした
「誰だろ?」
「一緒に行こっか」
恐る恐るドアに近づいて鍵を開ける
「久しぶり、蘭」
「久しぶり、愛」
そこには私達が待ち続けたルイと
俊さんの姿があった
思わず抱きつく私と愛