病みに恋







けどどれだけ待っても
連絡はないし返ってこない


ルイがいなくなって約1ヵ月

さすがに限界だ
ルイ不足

またルイのいない1日が過ぎてゆく

暗い夜は私の心と同じだ

夜も深まった夜中の2時頃

激しいバイクの音で目を覚ました

愛もバイクの音で目を覚ましたようだ

「なんだろ?」

「この家の前に止まってるよね?」

「うん」

って思ってるとドアを叩く音がした

「誰だろ?」

「一緒に行こっか」

恐る恐るドアに近づいて鍵を開ける

「久しぶり、蘭」

「久しぶり、愛」

そこには私達が待ち続けたルイと
俊さんの姿があった

思わず抱きつく私と愛

< 32 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop