病みに恋
「ちがう。ピアスが気に入ってるの」
「俺が新しいの買ってやる」
「じゃあ、りるさんも」
「なにが?」
「あたしと同じピアスして?」
「お前は寂しがり屋か」
「じゃないとこれ、外さないから」
「わかった、つけてやる」
「りるさんってピアスの穴あけてるの?」
すると耳を見せてくれた
私ほどじゃないけど結構開いてた
「りるさん、次の休みいつ?」
「明日」
「なら明日ピアス買いに行こ?」
「うん、早くそれ外せ」
「ん」
「さ、続き」
ってまた私を押し倒す