やりたいこと
「でも二宮くんの体の方が大切でしょ?!」

「俺なんて別にどうでもいいんだよ!!」

別にこんな言い方を高松ちゃんにするつもりなんてなかったのに―…

「良くなんかない!!」

「俺の気持ちなんて誰にもわかんねーんだよ!!」

潤に行ったみたいにまた俺は、叫んだ。
本当に情けない。
そう思った時…

「…わかるよ」

高松ちゃんが静かに言って、俺の横に座った…。
< 219 / 245 >

この作品をシェア

pagetop