やりたいこと
「聞いてない…よ」

俺は少しうつむいて答えた。

「私は、、辞めたくてバスケを辞めたわけじゃないんだよ…」

「え?」

突然の言葉に戸惑いが隠せなかった。

「3年の時に、引退試合まで後一ヶ月!!って事で頑張ってたんだ…レギュラーにも選ばれて!!スゴく嬉しかった。でもね…」

高松ちゃんの表情が少し曇った。

「足を捻挫して…足が動かなくなったの」
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