やりたいこと
足が…動かなくなった??

「なんかね…私の足は人と違ってて、関節が外れやすいんだって…それを知らないでおもいっきり捻挫して…靭帯が伸びきったまま戻らなくなったの…」

俺は…高松ちゃんに何も声をかけられなかった。

「でも…私は、引退試合に出た…。」

「えっ!?試合出たの?!」

高松ちゃんは少し苦笑いを浮かべた…。

「うん…でも、やっぱり途中で走れなくなった…。自分では、みんなに頼りにされてるつもりだったから…頑張りたかった…でも」
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