やりたいこと
俺がスクッと立ち上がると高松ちゃんがニコニコしながら横に立った。

「まぁ!!あの二人は怒ってなんかないと思うよ~」

「…なんで?」

普通に首を傾げて聞くと高松ちゃんは息を大きく吸った。

「怒ってなんかないよねー!!!!」

俺は突然の大きな声にただただ驚いていた。
でも、もっと驚いたのは―…

「『当たり前だろ!!』」

二つの声が返ってきた事だった…。
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