やりたいこと
慶太は小石を蹴りながらさらに話し続けた―

「でも…唯一、兄貴に勝てたんが“バスケ”やってん!!…まぁ…一回だけやけどな~…」

慶太は頭を軽くかきながら言った。

「一回でも勝ちは勝ち!!」

「えッ?」
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