あの日に戻るまで
「別に考えてないし!ほら俺たちもいくぞ」
こんな奴おいて行こうとも思ったがせっかく親父からもらったチケットが持ったいないから
一番仲がいいやつと思ってたけど
なんだよなかよすぎて心の中読まれまくりじゃないか
温泉の中にはいると隣から日和たちの声が筒抜けだった
笑すぎだろあいつら
「い、いいい今の聞こえたか?」
「あー聞こえた、あっ雪がある」
「そんなんどーでもいいだろうが‼」
そんなん言うなら光希ちゃんと混浴入れば良かっただろうが
俺は雪が積もっている方にはいると陸斗も隣にやってきた
こんなに雪が積もってるの久ぶりにみる
日和も見てるんだろうなー
俺は雪にお湯をかけ溶けて行く様を眺めていると
隣にいる陸斗が話しかけてくる
「あーあ、俺も日和ちゃんと幼馴染が良かったなそしたら光希ちゃんと知り合っていたのになー」
「あっ言っとくが俺も今日初めて光希ちゃんと会うよ」
「んなこったどうでもいんだよこの色男が‼」