あの日に戻るまで
対戦しましょう




私たちが温泉から上がる頃には仁と陸斗くんがさきにあがてまっていた

光希は陸斗くんの色気のある姿を見てきゃーきゃーと隣でうるさい


仁も仁で髪の毛から水がした立っている
まだ上がったばかりなのかもしてない

湯気が出てきている

私たちもそれなりに出てきているが男の子がそんな格好をするととても目の前がぐらつく


小学生だったらそんなことは考えなかっただろう
仁は私を置いて一人で成長している
身長も肩幅もキリッとした目つきも染めた髪の毛も
何もかも遠い存在の人のように思える




「おっやっときた姫君たち。今から卓球しない?」



「やりたいやりたい!ねっ日和‼」




私はどっちでもいいけど光希がしたいなら別に止めたりはしない




「うんいいよ、仁もくるよね?」



…えっ私なにいってんの!

なんか仁のこと意識しすぎだってば!

昔と一緒よ中身は見た目に騙されたりしたらダメだよ!





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