あの日に戻るまで




隣の仁はどうしてこうも変わったのかな?

昔のような高い声ではなく低く気持ちの良い声だ

私よりも肩がはり私がすっぽりと入ってしまうぐらいだ

筋肉が程よくついていて細いけど頼りのある人に育っていた




卓球場に着くとまずペアを決めることになった

私たちは男女に別れ卓球をしてみると



「日和…下手!何回からぶってんの!負けていいのこんなイケメンたちに!」




「…だってー初めてだもんそれに浴衣だから動きづらいの!」




光希にそれなりのいいわけをするがやっぱり光希は食い下がらなかった
私の浴衣の袖をめくりあげ光希自身の袖もめくりあげた



「とにかくあててOK?」



「わ、わかった!」




私と光希からサーブで光希がサーブをするのをあいてにイケメン達は待ち構えている

光希はサーブを打つと仁のところまでいき仁はそれを意図も簡単に私のところまで打ち返してくる


え!なんで私のところにくんの!



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