あの日に戻るまで
私は言っていることがさっぱりわからず、光希を見つめる
「その先は自分で考える、OK?」
いやOKちゃう
意味わかんない
答えを教えてよ
ちょっとみつきー
光希は私の手を引っ張って離れていた二人のところまで向かった
他のお客さんたちはイケメン二人を見て騒いでいるのがすぐにわかる
ここは大学生の人たちがメインでいる
まだできたばかりだけど、親しまれているようだ
山登りが好きな人たちからも評判がいいのかさっきからごわごわの服をきた人たちがいる
「日和ーなぁなぁこれしないか?」
私と光希は急いで覗き込んで見る
えーと
これってさー
私パスしていいですか?
これ苦手なんすよねー
てかなんでこんなところにこれがあるの
「3人でどうぞ。」