あの日に戻るまで





プリが終わり私は急いでプリ機からでていく


あの中にいたらおかしくなるよ

だって今も心臓が…



手だってずっと握られていた

どうしてこうも私は焦っているのかはわからない



どうして好きなわけではないうん



そうだよ好きではない…




そう考えれば考えるほど胸がチクチクと音を立て始めると同時にキュンキュンとなってしまう


仁のことで頭がいっぱいになる



こんなこと今までに一回たりともなかった





「光希ちゃん俺も書く!」





「陸斗くん書けるの?」





光希たちがプリ機から出てきた
今からお絵かきをするようだ





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