15才
――――目を覚ますと、隣にいるはずの彼女の代わりに、1枚のメモが残されていた。
< 愛してた、ずっと。
あなたといた時間が何より幸せだった
最後に抱いてくれてありがとう
今まで本当にありがとう
本当に幸せだった
それじゃあ、さよなら。 >
頭が回らない 何がなんだか解らない
ただ不安だけが止まらない
「 ♪~♪~♪ 」
それは馴染みの深い友人からの着信だった
「 何、悪いけど今忙し…… 」
< いいから早くニュース付けろ!大変だ! >
悪い予感がした ふと彼女の顔が頭に出てきた
恐る恐るテレビを付けた