大嫌い、大好き
進学
高校2年生の後半になれば、進学って話がたくさん出てくる。
「和樹はどうするの?」
付き合ってもうすぐ1年のあたしたち。
「一応、進学。教師になろうかなって思ってる。乃々は?」
「あたしも進学。大学は一応、ここかここ」
パンプレっとを和樹に見せると一つの学校に食いついた。
「ここ、教育学部あるんだ。」
この大学よくちぇっくしとこっと!
あたしたちが街中でデートしてると結構注目を浴びる。
それは…あたちたちの身長にある
和樹はバレーをしてたためかかなり身長が高い。たぶん190cmあるかないか
あたしは女の子としては身長が高め。前測った時は167cmだった。
「このあとどこ行こうか?」
ホント!和樹って女心わかってるって言うか、なんて言うか…
「あっちの辺のお店みたい。」
ただ適当に指をさしただけだけど、和樹は手を引いて歩いてくれる。
「すみません!」