〜うちのバストの秘密〜
………え? 何これ? どーゆー状況?
確か遅れて教室入ってきて…
…それから、
えーっとえーっと…
あまりに焦ってるせいか頭が真っ白で苦笑いしか出て来ない。
頬に触れずともわかる。
……今、うちの顔は真っ赤だ。
今にも蒸発して空気の彼方に飛んで行ってしまいそうだ。
いや、その方が逆に幸せかもしれない…
……じゃ、なくて!
そーだよ。 考え事してたら、いつの間にか自分の世界に入り込んじゃったんだ。
もー勘弁してよ自分!
先生の胡散臭い笑顔が…
「…す、すみません、でした!」
うちの謝罪を待ってるようだ。