私の兄は変わり者-禁断の恋-



「泣いているんですかっ!?」



「…大好き」



私がそう言うと、要くんは顔を少しだけしかめた。



「“兄”として、でしょう?」



そんなわけない。


「男子として好き」





< 83 / 100 >

この作品をシェア

pagetop