赤い鳥
~貴~

「嫌…行かないで…ずっと傍にいて。」

悲しそうな瞳で俺に訴えた奈緒。
愛おしくて、一人にさせたくなくて。

その時俺は気づいた。


奈緒が好き。



たったその一言が頭の中でぐるぐる回っている。
そんな中でも潤った目で見つめてくる奈緒。

「貴・・・?」

全部欲しい。奈緒の心も体も。全部。
気づいたら奈緒を抱きしめていた。

「どうしたの?急に…。苦しいよぉ…」

「好きだ。奈緒・・・」


< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Snow  Love
亜柚。/著

総文字数/654

恋愛(実話)5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop