私の王子様は意地悪王子!?
だが、その毛布をはぎ取りやがった。



ふふふっ。残念。



私は今度は、枕で顔を隠した。



「ざんねーん!」




「ちっ・・・。」



舌打ち~。



私があっさりと顔を見せるわけないでしょ!



ふふふっ。ざまぁーみろ!



だが。それもまたまた


「ざんねんだったな」



ち、ちくしょー。


なんでいつも私は負ける。



「赤いじゃん」



くそ~。


ばれちまった。
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