青く澄んだ空∞
…嬉しかった。
今まで生きていた中で一番……。
「…はいっ!!!」
ギュッ
さっきよりもキツく抱き合った
お互いの体温を感じられるように。
それから何回も愛を確かめあった
「汐音。手出せ」
「…はい……?」
指を見るとそこには………
サファイアが光る指輪が…!
「ど……どうして?」
「婚約指輪。汐音は俺のもんだっていうこ とだ。俺が戻ってくるまで、いい子に
 してろよ?」
「うっ……もちろんだよぉ…ふぇ」
嬉し過ぎる…
麻斗がいないのは、寂しいけど…
頑張るもん!!
「お前、今日泣きすぎ。…大好きだから」
低く、落ち着く大好きな声…。
ふわっと輝く笑顔…。
これも、ぜーーんぶ、私のもんだから!
「私も大好きぃ!!!」
「…これからも、離れんじゃねぇぞ?」
「うん!もちろんだよ…!!!」
「おぅ」
すっこく楽しくて、
思い出に残る1日だったな…!!
< 175 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop