青く澄んだ空∞
フッと離して
「……んじゃ、…行くわ」
「バイバイっ……」
はぁー
と麻斗は溜め息をついて
「最後くらい、お前の笑った顔みたい」
これでもかってくらい、
優しい顔の麻斗……。
「…うんっ……じゃあね!!」
「おぅ」
麻斗は飛行機に乗り込んでいった…
「…いっちゃった……ふぇっ…」
私は一人、床に座って泣いていた。
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