青く澄んだ空∞
「しっ汐音ぇ…っ…くっ…」
「泣かないでよ!!!パパ」
赤いじゅうたんを歩く前に泣いてるし。
麻斗が、“娘さんを下さい”って言った時も泣いてたし……。
「じゃあ、行こうか。汐音」
「…うん」
綺麗なピアノの(オーケストラも…)演奏で
私は入場した。
「あなたは、汐音さんをいつまでも愛し続 けることを誓いますか?」
「はい」
麻斗が頷いた
「あなたは、麻斗さんを一生支え続けるこ とを誓いますか?」
「はい」
私も頷いた。
「では、誓いのキスをしてください」
< 192 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop