青く澄んだ空∞
ダンッッ
さっきよりも大きい音でドアが開いた。
さすがのお姉様方も、その音で振り返る。
するとそこには、息を切らしてコーヒーを持ってる北山くんがいた。それも、
血相を変えて…。そうとう怒ってる。
「離せよてめぇら。汐音に何してんだよ!
 さっさと帰んねぇと怪我するぞ」
いつもより低く、そして威圧感のある
その声に、さすがのお姉様方も
「わっわかったわよ!」
グチグチいいつつ帰っていった。
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