青く澄んだ空∞
控え室から出てきた汐音はやっぱり、他の男の目を奪うほどの可愛さだった。
…でも、本人は、無自覚。
汐音は、そいつの顔を見るなり、何か言ってる。しかも、キレてる…のか?
ってか、あいつら、知り合い?
相当、仲良さそうに見えるけど。
…他のヤツばっかとしゃべってんじゃねぇよ。お前は俺だけ見てろよ。
…あーあ。せっかく今まで我慢してきたのに。もう抑えらんねぇ。
誰にも汐音は、やるかよ。
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