ミルクティー
ワンダフルデイズ
きれいな彼女を持つ事はそれなりの覚悟がいる。
自分でもわかりきってたんだけど、どんどん深みにはまっているようだ。

「お疲れさん♪今日はどうだった?」とメールする。
1時間、2時間…翌朝。

「ごめーん。寝てた!」
―ってかメールしたの11時っすけど。いつも1時くらいまで起きてるはずでしょ。

振り回されてる。うーん付き合ってるというより付き合ってもらってる?


「あしたネイルの教室はいちゃった。ごめん~」
久々の夕食。明日のデートはキャンセル。
―まじかよ!こっちは会社のやつらとの約束キャンセルしたのに!頭さげっかぁ。

それでも時折ものすごくネコのごとく甘える。

「明日仕事だしそろそろ帰るか。」
「やだ…帰らない。」
「いやいや明日月曜日だよ。忙しいんでしょ。」
「やだ。もっといる。か・え・ら・な・い!」
―こういう時たまらなく困るのにすっごい幸せ。うーん女ってわからん。




そんなこんなで3ヶ月過ぎた。
「もう3ヶ月かぁ。はやいね。」とボク。
「そーぉ」とそっけなく彼女は言う。

―きたきたもう慣れちゃったもんね。彼氏という自覚も出てきたみたいだ。

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