ミルクティー
ええ!?誰もいなかったじゃん??
ダメ男に加えビビリのボクはDVDを消し静かにドアに近づいた

「はぃ。どなたっすか?」
めいっぱい自分の中で凄みのある低い声を出してみる。

返事はない。覗き窓から見てみる。

誰もいない。
―んだよー。まじこえーよ…

と今年2番目の勇気を絞ってドアを開ける。もちろん1番目はあの夜です。



ガチャ…。





「…!!」




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