海のみえる街
『問一を朝野。問二を伊川…』


朝。いつものように授業を受ける。

いつもと違うところといえば、あくびの出る回数が多いこと。


そして、今日から制服が夏服に変わった。


窓から差し込む光りがみんなの白いシャツを照らす。


まぶしい。

眠たさに拍車がかかる。


数学は特に眠れないのに。


まどろむ意識の中昨日の夜のことが思い出されて、不思議だ。






< 3 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop