Mカレ?!可愛いピンクな恋心…。
「あ!今日塾だった!」

携帯を開くなり血相を変えて言う彩。


「ごめん!先帰るわね!」


私と神崎くんの隣をすり抜けて行った彩。
すれ違いざまに、軽く肩を叩いてきたから、どうせ冷やかしだろうなと思った。


「ん~と…じゃあ俺も…帰るわ!」
「じゃあ私も……」
「うちも☆」



みんなそう言ってぞろぞろ帰って行く


「えっ?ちょっと待って!!!」
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