*心に咲くあの花の名前*【短】
─翌日─
俺はいつもの公園に行く。
今思えばあの時、待ち合わせ場所を
決めるのを忘れていた。
なんの自信があって来たのかは
自分でも分からない。
「ヒローっ!!」
するとやっぱりミズもここに来た。
「よかった、ここに来て」
「うん、ごめんなさい」
「勝手な事ばっかりして」
「いいよ、ホラ行くぞっ」
俺はミズの手を引いた。
真夏の暑さも溶かしてくれそうに
ミズの手は冷たかった。
でもその冷たさが心地よかった。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
「バスはー・・・11時半か」
「それまでどっか休む?まだ30分あるし」
「はいっ、どこか行きましょう」
30分もその場で立ってたら熱中症になるっつーの。
でも、ミズは本当に楽しそうに笑っていた。
だから俺も嬉しかった。
俺はいつもの公園に行く。
今思えばあの時、待ち合わせ場所を
決めるのを忘れていた。
なんの自信があって来たのかは
自分でも分からない。
「ヒローっ!!」
するとやっぱりミズもここに来た。
「よかった、ここに来て」
「うん、ごめんなさい」
「勝手な事ばっかりして」
「いいよ、ホラ行くぞっ」
俺はミズの手を引いた。
真夏の暑さも溶かしてくれそうに
ミズの手は冷たかった。
でもその冷たさが心地よかった。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
「バスはー・・・11時半か」
「それまでどっか休む?まだ30分あるし」
「はいっ、どこか行きましょう」
30分もその場で立ってたら熱中症になるっつーの。
でも、ミズは本当に楽しそうに笑っていた。
だから俺も嬉しかった。