俺が唯一愛した女 (1話から公開開始)
学校を出ると
ふと琢磨サンの存在が頭をよぎる。
連絡せず突然消えたこと
絶対怒ってるだろうな…
『暫く店は行きたくねえ…』
そんな事を考えながら
ボーっとと歩いていた
『……。』
丁度車が通る大通りに差し掛かった時
「優斗!!」
振り返ると真後ろに章司が立って居て
『近…「おかえ…り!!」
ドスっ!!!!!!
章司は
おかえりの言葉と同時に
俺の腹を殴りにっと笑う。
『いってえ…お前…「めっちゃ心配してんで!!」
『……。』
すげえ怒ってるし…
章司の言葉に何も言えず
ただ苦笑いを浮かべる俺
「ま、元気そうやからとりあえず良かったわ、音信不通にならんと連絡ぐらいしてや!」
『悪い…』
謝る事しか出来ない俺。
「あ、琢磨サンとこ行ってちゃんと謝っときや~めっちゃ探しとったで…俺にまで連絡来たし」
『ん…』
久々に再会した章司と少し話した俺は
とりあえず琢磨サンの店な寄る事にした。