俺が唯一愛した女 (1話から公開開始)
「まぁ…優斗はまだ17歳な訳だしまだまだこれからって所だな」
『本当の恋愛な…』
人は他人を深く愛する事ってちゃんと出来るのかな… 愛情って何?どうやって愛す?
" アイシテル "
過去付き合って来た女に
何故か言えなかった言葉。
好きとは言える
だけどこの言葉だけは
俺の中の何かが止めて
どうしても言えなかった。
もしかしたら…
愛してる心からと言える女が
本当の恋なのかもしれないな。
俺は
琢磨サンの話しを聞いて
そんな事を考えていた。
「俺も…まあ昔は今の優斗の様な時期があったしなー。」
琢磨サンは苦笑しつつ一人でしみじみ頷く
『まじ!?』
琢磨サンも俺と同じ様な時期があったと聞き、内心俺だけじゃないと安心した自分がいた。