俺が唯一愛した女 (1話から公開開始)


唇を軽く合わせただけなのに
更に真っ赤になっていく優衣。



可愛いなあ…



んな顔されると..
やべえ俺まで照れる//



「優斗…?」



俺は優衣の腰に腕を回し
わざと耳元で囁くように話す。



『なあ、優衣…』



「な、何…//?」



俺の動作や言葉全てに
ビクッと反応する優衣



ははっ面白れ-



『お前隙あり過ぎ』



「え…」



俺は、優衣の手から手帳を
取り上げてにっと笑った。



「あっ!返してよっ//」



『どうすっかな~』



読む気なんて頭からない



優衣の反応を見ていると
ついからかいたくなって



『じゃあ、お前からキスしてくれたら返してやってもいいけど?』

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