海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】


「美海……!?」



聞き覚えのある声が、耳に届く。


あぁ…よかった、海斗さんが私を助けてくれる…。


私の体を触っていた男の人達は、一気に鈍い音と、共に視界から消え。


私の視界に再び現れたのは…額にうっすらと汗をかいた海斗さん。



「……大丈夫か?」



言いながら、海斗さんは私をお姫様抱っこする。



「マスター、こいつVIP室入れるから。」


「あ…あぁ。」


と、さっきの店主さんに言った。


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