海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】



「中途半端な気持ちで俺の場所に来るんじゃねえよ!俺は、お前を見るだけで苛苛する。」


「中途半端…なんかじゃないですっ!」


「五月蝿え…」



バンッ


一瞬で、目の前に海斗さんの顔がアップで写る。


……私、海斗さんに押し倒されているんだ。


よーく見ると、海斗さんの目元には、うっすらと涙が浮かんでいた。



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