海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】

「もう、イチャつくの禁止！！」




私達のキスを一部始終見ていた光くんが、嫌そうにジーっと私達を見つめる。




「二人とも、いつの間にそんな関係になっちゃったわけ～！？もうっ！海斗のグレたい気持ちも俺はわかるわ～」




と、再び顎に手を置いてジーッと私達を見つめる。



でも、何で私達の関係と海斗さんが関係あるのだろう。


と、不思議に思い首を傾げる。




「美海は、何も知らなくていいんだよ。」


「でも、なん……ンｩ～、亜季さっ……」




私の言葉を遮ってさっきよりも深くて甘いキスが落ちる。




「あ゛～～、俺の美海が汚される～～。」



キスと同時にそんな光くんの声も聞こえた。