海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】




「憎いよ。俺から美海を奪う海斗が。」


「………ごめん。」



ダンッ



突然、亜季は椅子から立ち上がり俺の服の襟元を掴み壁に押し付けた。



「憎いっ………!」



久しぶりに見たな、亜季の叫ぶ声。


俺は、意外と冷静で亜季の拳が俺に向かっている時も冷静に亜季をただ、見つめていた。


当然の事だよな。


俺は、歯を食い縛る。


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