海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】



ダンッ


さっきと同じ、壁とぶつかる音がした。



「何……で。」



亜季の拳は俺に当たる事無く、壁にぶつけられた。



「ははっ、俺には、海斗を傷つけるの無理みたい。」


口元は笑っていたが、その表情は切なくて。



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