いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩
「…違うもん」
彩に顔が赤いのがばれるのが嫌で
木内君がおいていったタオルで
顔を隠した。
すごいいい匂いがした。
「まぁ蒼はやっと動き出したって感じねぇ~」
「やっと…って…?」
聴いた後で聞いたことに後悔した。
「気になるのねぇ~♪」
やっぱり彩が茶化してきた。
「中1からずーっと理恵狙い~☆
遅いよ~動くのが~蒼~
まぁ理恵モテてたから無理もないけど~」
ニヤニヤしながら彩がこっちに視線を送る。
「…モテてないし…
木内君はただの友達だから‼
以上でも以下でもない!」
「…うわー…蒼可哀そうに…」
引き気味に彩に言われ一回咳払いをした。
「あたしは今その…
相太君…だから…その…」
「わぉっ!大胆告白~」
「う、うっさい!//」