いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩


「…違うもん」

彩に顔が赤いのがばれるのが嫌で

木内君がおいていったタオルで

顔を隠した。

すごいいい匂いがした。

「まぁ蒼はやっと動き出したって感じねぇ~」

「やっと…って…?」

聴いた後で聞いたことに後悔した。

「気になるのねぇ~♪」

やっぱり彩が茶化してきた。

「中1からずーっと理恵狙い~☆

 遅いよ~動くのが~蒼~

 まぁ理恵モテてたから無理もないけど~」

ニヤニヤしながら彩がこっちに視線を送る。


「…モテてないし…

 木内君はただの友達だから‼

 以上でも以下でもない!」

「…うわー…蒼可哀そうに…」

引き気味に彩に言われ一回咳払いをした。

「あたしは今その…

 相太君…だから…その…」

「わぉっ!大胆告白~」

「う、うっさい!//」

< 112 / 187 >

この作品をシェア

pagetop