いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩
「いじめたければ勝手にいじめればいい」
「やっぱり相ちゃんはあの先輩どうでもよかったんだね!
そりゃそうだよね!
別に超美人とかいうわけでもな...」
「そのかわり」
「な、なにっ…?」
「俺がまもるから」
「・・・・えっ?」
「先輩に手出させねえし」
「何言って…」
「先輩いじめていいの俺だけだから」
七海の手を振り払って無言で教室を出た。
出た教室からは大声で泣く声が聞こえる。
俺はこれから…
ぎゅっと手を握り締めた。
後ろを振り返ることなく授業中のクラスへと戻った。