いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩


「じゃぁ、当日7時に桜公園入り口に集合で」

康の「解散~」という声とともにみんなが散った。

「楓夏っ…」

「七海の事は皆に言わなくていいと思う。」

「えっ?」

「自分が言えると思った時に言えばいいと思う。」

「…ありがとな」

「お礼言われるようなことした記憶ないから」

楓夏はかっこいい台詞を言い残しそのまま俺に背を向けてスタスタと歩いて行ってしまった。


何か俺より全然かっこいい。

あいつが幼なじみで本当によかったと思う。



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「ただいま~」

「遅いわよー」

親の説教が始まりそうなので無視し

リビングに行くことなく2階に向かった。


パタンッ--


ボスッ。ベットにダイビングしたと同時に携帯が鳴った。


【着信 楓夏】


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