いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩

「え!?」

牧野は驚いた感じだったけど

無視して走った。

まだいるかなぁ…




「いない…」

あと1分で授業の始まりのチャイムが鳴る。

そういえば時間の指定をするのわすれてた。


…ってか、考えて見れば
名前を知っているわけではない。

知ってることは先輩って事と
いじると楽しいって言う事とあと…
ない・・なぁ。

そうか。特別仲いいとか
そういう事ないじゃんか。

ただあの日ぶつかっただけ。

目が合っただけ。



「どこかいこ~」「あ~眠い」「昨日の○○TVみた?」

昼休み。クラスでは暇人達がプライベートな話題で
盛り上がってる中俺は早く階段の下へ向かおうと
教室をでたが、またしても

「相太~」

呼びとめられた。
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