…TRIANGLE…

「もっと口あけて……」


「……うん」


 激しくなるキスをしながら、隼斗は私のパジャマのボタンを素早く外した。

 すぐにパジャマをはぎ取られて、私は下着姿にさせられた。


 クーラーと扇風機の風が冷たい。

 その対照的な隼斗の熱い舌と指が私の身体を這う。



「……っあ」


「すげぇ、エロい声。穂香、いつから男を誘うような声出せるようになったんだよ?」


「……そんなのっ、わかんない」





 隼斗は、余裕だ。


 次に何をどうすればいいのか、全部知っている。

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