…TRIANGLE…


 ソファーじゃ足らずに、場所を移動しながら何度も大人な彼女を楽しんだ。


 時おり漏らす可愛い声を聞きたくて、何度も何度も愛撫した。



 寝室で体力の限界まで交わると、全てがどうでもよくなった。



 明日から夏休みなんてことも、穂香に拒まれ続けてることも、旅行しようと考えてたことも、バスケのことも、全部全部どうでもよくなっていた。



 名前も知らないお姉さんの柔らかい肌に唇を寄せる。


 可愛く一声あげて、俺に抱きついてきた。



 いい香りの髪に顔をうずめて瞳を閉じた。



 久しぶりに何も考えずに眠りにつけた。






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