猫とボク。
二匹が並んで、はぐはぐ、と夢中で食べる。
ずるずると紙皿が動くのをタマは前足で器用に押さえて食べるけど。
ジジのお皿はズルズルズルズル動いて、父さんの太ももにぶつかって止まった。
「うおっ、ジジ、くすぐったいなぁ」
「に?」
「いやいや、何でもないよ」
ジジはタマよりも食べるのが遅い。
タマがガツガツ食べ終わったあとも、まだ半分くらい残ってて……。
「ボク、絶対やると思った……」
「意地汚いヤツ!」
タテハが、ジジのお皿に顔を突っ込んだタマを捕まえた。
「タマちゃんはここでジジちゃんが終わるまで待ってましょうね」
母さんが、タマをゲージに入れて、ジジの頭を撫でた。
「ゆっくり食べなさいね、ジジちゃん」
「にゃー」
ずるずると紙皿が動くのをタマは前足で器用に押さえて食べるけど。
ジジのお皿はズルズルズルズル動いて、父さんの太ももにぶつかって止まった。
「うおっ、ジジ、くすぐったいなぁ」
「に?」
「いやいや、何でもないよ」
ジジはタマよりも食べるのが遅い。
タマがガツガツ食べ終わったあとも、まだ半分くらい残ってて……。
「ボク、絶対やると思った……」
「意地汚いヤツ!」
タテハが、ジジのお皿に顔を突っ込んだタマを捕まえた。
「タマちゃんはここでジジちゃんが終わるまで待ってましょうね」
母さんが、タマをゲージに入れて、ジジの頭を撫でた。
「ゆっくり食べなさいね、ジジちゃん」
「にゃー」