トキドキ甘いキミに(短編)
帰り道
俺たちは一緒に帰った。
もちろん、恋人らしく恋人つなぎで。
今日はいろいろあったな~。
優衣の本音も聞けたし、抱きしめたりしたし、キスしたし……。
今日だけでものすごくカップルらしくなったと思う。
ホントにうれしい。
「ねえ、大輝」
「ん?」
優衣が話しかけてきた。
初めてかも、優衣から話してきたの。
「毎日一緒に帰ろ?」
「い、いいのか?」
ビックリだった。
優衣がそんなこと言うなんて。
「あたし、大輝と二人っきりがいいから」
「/////」
不意打ちだ。