トキドキ甘いキミに(短編)
「そろそろ帰ろう?」
「そうだな」
これからは優衣と一緒に帰れる。
いっぱいそばにいれる。
俺はこんなにも優衣のことが好きなのか。
改めてその気持ちに気づく俺。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、優衣の家に到着した。
「今日はありがとう」
「いえ、どういたしまして」
離れたくな……。
それとともに
別れ際にちょっと期待してしまう俺。
「じゃあね、大輝」
やっぱ、何もないよな。
いつもはあの性格だしな……。
「おう、じゃあな」
ここはおとなしく帰ることにしよう。