トキドキ甘いキミに(短編)




そのあと、噂は瞬く間に広がっていき、俺は友達に冷やかされた。




その日から俺たちは付き合うことになったのだが……。




彼女はあの時に言ったとおりツンツンでめんどくさがり屋で無口な人だったのだ。


俺がメールをしても


着信履歴:なし


無視。



一緒に帰ろうとしても


「あたし、加奈子と帰るから」


友達優先。




おはようって言っても


「……」


見事にスルー。





< 3 / 20 >

この作品をシェア

pagetop