トキドキ甘いキミに(短編)
「ゆ、優衣?」
「大輝、最近メールしてこない……。最近一緒に帰ろうって言ってくれない……」
意外だった。
優衣がそういってくるなんて……。
「お、俺はてっきり優衣が嫌なんじゃないかと……」
「……」
優衣はギュッと抱きしめてきた。
「……嫌じゃない」
優衣が今まで俺の胸に顔をうずめていたが、急に顔を上げてきた。
「//////」
反則だ。
上目づかいに涙……。
ヤバい……。
り、理性が……。