Sea sky

珍しい…

今まで僕より先に起きることなんか一度もなかったのに…

ん…?一度もなかったっけ?…まあいいか

とにかく、空也の部屋にその部屋の主はいなかった

階段を駆け降り、キッチンに向かう

ガチャ

「お、万天!遅いぞ?」

そこには誇らしげな顔をした空也がいた
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