としサバ
 女子生徒たち3人は、男子生徒たちの合唱に加わった。




 「姉パンツ!姉パンツ!姉のパンツで姉パンツ!」




 「姉パンツ!姉パンツ!姉のパンツで姉パンツ!」




 その光景を雫は冷ややかに見ていた。


 (まるで、酒飲みの宴会みたい)


 雫が心の中で呆れた。


 7人のふざけた行為は、いつまで経っても終わらない。




 雫は見てられなかった。



 「やめなさいよ」



 男子生徒たちは、ぶつぶつ言いながら自分の席に戻って行った。





< 13 / 285 >

この作品をシェア

pagetop