としサバ
12話 バイク野郎
信彦はさくらんぼのチャットルームの10番目の部屋でメッキーを待っていた。
前回、メッキーと喧嘩別れみたいな形で話し合いが終わっていたので、彼女が現れるか、どうか、少し不安であった。
信彦は榎本が帰った4時頃からメッキーを待っていたが、時計を見ると、5時を過ぎていた。
「今日は、もう来ないな」
信彦は大きな溜息をひとつ付いた。
「もう1時間だけ待つか」
時計を見ながら、信彦が力無く呟いた。
1時間待っても、メッキーは来なかった。
あくる日も、信彦は後場が終わると、さくらんぼのチャットルームで6時過ぎまで待機した。
やはり、その日もメッキーは現れなかった。
次の日、信彦がさくらんぼのチャットルームに行くと、すでにメッキーは入室していた。
前回、メッキーと喧嘩別れみたいな形で話し合いが終わっていたので、彼女が現れるか、どうか、少し不安であった。
信彦は榎本が帰った4時頃からメッキーを待っていたが、時計を見ると、5時を過ぎていた。
「今日は、もう来ないな」
信彦は大きな溜息をひとつ付いた。
「もう1時間だけ待つか」
時計を見ながら、信彦が力無く呟いた。
1時間待っても、メッキーは来なかった。
あくる日も、信彦は後場が終わると、さくらんぼのチャットルームで6時過ぎまで待機した。
やはり、その日もメッキーは現れなかった。
次の日、信彦がさくらんぼのチャットルームに行くと、すでにメッキーは入室していた。